記事内のリンクには広告を含みますが、感想は正直に書いていますので安心してお楽しみください。
こんにちは、ra-hmの赤塚里奈です(*^^*)
実はわたし、最近趣味ができました!
なんの宣言w
その趣味は…服作りです!
子供の頃からの夢、服作りが趣味になりました!
実は子供の頃から、いつか自分にも子供ができたらお洋服を作ってあげたいな〜という小さな夢があったんですよね。
うちの母親もわたしが子どもの頃に、よく服やカバンやぬいぐるみを作ってくれて、それが子供心にとても嬉しかったんです。幼稚園の時かな?初めてのお泊まりイベントの時に1日目と2日目の荷物を入れるところが分かれたオリジナルのリュックを作ってくれたのに感動したのを33歳の今でも鮮明に覚えてて。笑
たぶんあの時にわたしの心の中の「やってみたいことリスト」に追加されたんだと思いますw
子供が生まれる前からやってみたいやってみたいと思いつつ、なかなか手が出せなかった服作り。
子供が産まれたらさらに時間に追われ遠のいて行き…気がつけば我が子も3歳。ちょうど体調の関係でしばらくお仕事を休むことになったタイミングもあり、
今を逃したら一生やらへんぞ!!
と思い、重い腰を上げて挑戦することにしました。何よりもこの服作りへのハードルを上げていたもの、それはミシンでした。
服を作る=ミシン必須!というイメージがずっとあったため、まずはミシンを買わねば!というところから始まったのですが…
ミシン高いよ…笑
しばらく働けないことがわかってるタイミングで、ハマるかどうかもわからない趣味のために数万円投資するのは結構なハードルで…
おまけにミシンを買うとなると
- 普段はどこにしまうの?
- ミシンはどこでつかうの?
- ミシン以外に必要な付属品は?
- ミシンの操作ってどれぐらい難しいの?
- そもそもどこのメーカーのどんなミシンが良いの?
等々…悩むポイントが多く、なかなか手が出せませんでした。
ミシンへのハードルが克服できず悶々しながら色々情報収集していると、
もしかして、子供服なら手縫いでも作れるのでは?
と思いつきました。
使う布量も縫う量も少ない子供服なら、頑張ったら手縫いでも作れるかもしれない…!まずひとつ作ってみて、もっとやりたいってなったらミシンレンタルも検討してみよう!
ということで、早速手縫いで子供服を作ってみることにしました。
今回の記事では、
- 我が子の服を作ってみたいけどミシンを買うまではちょっと…
- 産前・産後の趣味にちょっと手芸でもやってみたいな〜
と思っている方に、手縫いでもこんな服が作れたよ!手縫い洋裁楽しいよ!というのをお伝えできたらいいな〜と思っています(*^^*)
私の手縫い洋裁遍歴
ここからは、私が今まで作ってきた手縫い服たちを紹介していきます!
「服作り=ミシン必須」というイメージが強かったので今まで全然気がつかなかったのですが、手縫い前提の洋裁本がこの世にはあるんですよね。
私が初めて子供用のズボンを作ったときはこちらの本と型紙を使用しました!一応リンク貼っておきますが古い本なので図書館にもあると思います!(私は図書館で借りました)
この本では、手縫いで洋服を作るときの基本的な手順や縫い方を学ぶことができました。
例えば、手縫いはミシンで縫うのに比べて強度が弱くなりがちなんですが、手縫いでも強度が出るような縫い方であったり、後は布のほつれ止めのためのロックミシンやギザギザミシンがかけられないので、手縫いでは布端が外に見えないように包んで縫うのですが、そのやり方などが写真とともにとてもわかりやすく書かれています!
完成したズボンがこちら。
思っていたよりかなりサクサク簡単に作れて、型紙を取るところから完成するところまで2日ほどで作ることができました!
正直縫うのは結構あっという間にできてしまって。それよりも何よりも型紙を取るのがめちゃくちゃ面倒だし、大変でした。
広い場所(必然的に床)で型紙をひろげないといけないので場所とるし、複数分の型紙が重なってるとこから目的の型紙の線を探し出してそこからさらに1cmの縫い代つけて線引いて…となるとめちゃくちゃ腰も肩もバキバキになります泣
今でも服作りの1番のハードルは型紙取りだと思っています。笑
ちなみに、この頃は本当にお試しの気持ちだったので、洋裁用のハトロン紙は買わず、A4のコピー用紙をセロテープで繋げて型紙をとりました(笑)
先述した手縫い洋裁本の中にもズボン以外の洋服の作り方ものっていたのですが、
これがどーーーしてもつくってみたい!
というブラウスがあったんです。
それがこちら、おしゃれでかわいい子ども服のフリル襟ブラウス。
このギュッとあつまったボリューミーなフリル襟が可愛すぎる…!!おまけに首周りがゴムだから子供が自分で着脱できる!これは是非作ってみたい!
でもミシンで作る前提の本だからな〜縫い代の幅から縫い方から全然違うしなぁ〜応用できるかなぁ〜…と悩みつつも
まあ、多少ミスっても子ども服なんてすぐサイズアウトするし!汚れてボロボロになるし!
てか我が子が着てる時点で何着ても可愛いやろ!!!
と、謎のポジティブ思考で強行することに。笑
そして完成したのがこちら!
我ながら結構完成度高くない?!となりました!!自画自賛!笑
ほつれ防止のギザギザミシン(ロックミシン)をかける指示になっているところを袋縫い・折りふせぬいで仕上げたので、手縫いでもほつれることなく、見た目も結構綺麗に仕上がったかなぁと思っています!
バイステープはこちらの記事を参考に縫いました!
写真はどれも作って1年着用後のものですが、どこもほつれたりせず割とキレイな状態です!
我ながら完成度の高いものができて満足!もっと色んなの作ってみたい!と、制作意欲がむくむく湧いてきたのですが、いかんせん型紙とるのがめんどくさい。。
市販で切るだけで使える便利な型紙もあるのですが、そういう便利な加工がされた型紙はちょっぴりお値段も張るので、1着作って終わってしまいそうなサイズアウトのある子供服ではちょっと勿体無いかな〜…と思ってしまい。。
そんな時に見つけたのがBaby&Kids HandmadeさんのYoutubeでした!
なんと、作り方を動画で丁寧に解説してくれているだけでなく、布に直接線を引いてカットするだけの型紙無しで作れる子供服の作り方をたくさん紹介してくれてるのです!
ということで、作ってみたのがこちらのビスチェ。
こちらの動画の内容をブログで解説しているマルイシさんの記事も参考にしながら作りました。
完成したのがこちら。最初につくったズボンとセットアップにできるように同じ生地で作ってみました。
ギャザーは5mmぐらいのなみ縫いでザクザクザク〜〜と適当に寄せました。笑
ギャザーの上は、手縫いで綺麗にステッチできる自信がなかったので抑えミシンの指示があるところはステッチ無しで、裏からまつり縫いで固定して仕上げましたが、こちらも強度的にも見た目的にも問題ない仕上がりになりました!
まつり縫いはこちらを参考にしました!
ここまでくると「手縫いでどこまでいけるんかチャレンジ!」みたいなノリになってきました。笑
そんな中、次に挑戦してみたのがこちらのシャツワンピ。
型紙は「ハンドメイドのかんたん子ども服 2023 夏」のセーラーカラーワンピースを使いました。
ボタンホールがあるのと襟に接着芯を使うのが初めての挑戦でした!接着芯はそんなに苦戦しなかったのですが、ボタンホールはぶっちゃけなかなかチャレンジングでしたw w w
参考にしたのはこちらの記事。ほつれどめは使いませんでしたが問題なく完成しました!
完成した時の感動がすごかったですw
なかなかに大変なので手縫いでおすすめはできませんが(笑)、手縫いでもボタン付き服は作れます!w
もうここまできたらミシン買って良くない??笑
と周りにも言われてきていましたが(笑)、手縫いが楽しすぎてついに大人服にもチャレンジ!
先述した娘のシャツワンピとお揃いでワンピースを作ってみました!
型紙は篠原ともえさんのザ・ワンピース。
コンシールファスナーが初チャレンジでした!若干ガタついてますが自分的には気にならないレベルだったので普通に着用してます。
自分の骨格的に袖の長さと首周りの開き具合・形、スカート丈がこのままじゃ合わないだろうな〜と思ったので型紙カスタマイズも初チャレンジしましたw
ザ・ワンピースのクラシカルドレスをベースに、トリコロールレースドレスのネックラインを持ってきて、2cmぐらい開きを広げてみました。袖丈は4cmぐらい伸ばしたかな…?スカート丈は手持ちの布で足りるギリギリまで伸ばしましたw
背中ももうちょい開けたほうがよかったな〜〜〜〜と着てから思いましたが、初大人服にしてはなかなかいい線行ってるかな!と満足。
その後も娘とお揃いでサロペットを作ってみたり
型紙:大人用 自由に遊ぶヴィンテージライクな服 コンビネゾン / 子供用 挫折しない 子ども服レッスンbook サルエルサロペット
娘が大好きなウサギといちご柄で生地を探して甚平と帽子を作ってみたり
型紙:甚平 ハンドメイドのかんたん子ども服2023夏 / 帽子 Baby&Kids Handmade 子供サイズの帽子(チューリップハット)の作り方
みた瞬間に本屋で声出しそうになったぐらいときめいた山口美晴さんの「女の子のための永遠のワンピース」からリリーワンピを作ってみたり
型紙:女の子のための永遠のワンピース リリーワンピース
手縫い洋裁ライフを楽しんでいます!
手縫いのメリットとは?
ここまで私が手縫いで作ってきた服をご紹介してきましたが、
これ手縫いで作る意味(メリット)あるの…?
と思われた方もいるかも知れません(笑)
自分でも、効率化という側面で見るとミシン買った方が良くない??って思いますw
ただ、私はあくまでも「趣味」として、この「服を手縫いで作る工程」をとても楽しんでいるのです。
ということで、ここからは「手縫いで服を作る」メリットについて書いてみようと思います!
手縫い洋裁のメリットはとにかくコストがかからないという点です。
針・糸・布切りはさみ・糸切りはさみ・まち針等の必要なものはほぼ全部百均で揃います。先述した手作り服たちはこのいつ買ったかも覚えてないソーイングセットに入っていた針で縫いました(笑)
型紙を写しとる工程と裁断(型紙にそって布を切る)は流石に多少のスペースが必要ですが、縫う工程に入れば家のどこでも作業ができます。
裁縫道具をしまっている缶の蓋にソーイングセットとまち針を乗せて、作業中の布を一緒に持ち運んでいます。
ミシンのように場所も固定されないし、音も出ないので子供のお昼寝中や寝かしつけ後でも作業することができます。
小さい子供がいると「針落とした時が怖い…」ってなるので、私はこのような手持ちの針の数が一目でわかるまち針・まち針ケースを使っています!
隙間時間ができるとついうっかりSNSの沼にハマってしまい「ああまた無駄に時間を蒸発させてしまった…」って後悔することが私は多かったのですが、
手縫い洋裁を始めてからは作業中は強制的に手がスマホから離れますし、淡々と単純作業を繰り返すだけなので頭が疲れず、目の前のことに集中できるようになり、むしろ頭がスッキリするんですよね。いわゆる瞑想的な状態というかw
考え事をするにしても、スマホを開いて気になることを次々調べながらする外に思考が広がっていく考え事と違って、黙々と自分の中から浮かんでくる考えを整理していけるので、思考が無駄に広がりすぎないというか。
あとは考え事が浮かんでくるのもしんどい時なんかは、隠れハリポタオタクな私はAudibleでハリーポッターを聴きながらひたすらちくちくしまくって強制的に脳内おしゃべりを黙らせるって手法もよく取っていますw
SNS疲れ解消と「自分時間」の確保のために音声コンテンツにはまっている話
手縫い洋裁を始めるのに必要なもの
と、ここまで私の手縫い洋裁遍歴を語ってきましたが、じゃあいざ手縫い洋裁始めるのに何が必要なの?ということで、
私の考える手縫い洋裁必須グッズを簡単にまとめてみようと思います。
何はともあれ、一回ひととおり手縫い洋裁本の通りに手を動かしてみるのが一番早いと思います!
型紙も付いてますし、ミシンで作る前提の洋裁本の型紙を使う際にも「こういうパーツは手縫いだとこういう風に縫うのね〜」といったイメージがつけやすくなると思います。
私が読んだのはこちらの本でした!
全部百均で揃います!学生時代の家庭科で使ってた裁縫道具が残ってる方はそれで十分!
- 針
- 糸
- 布切りはさみ
- 糸切りはさみ
- まち針
短いのと長いの両方あると便利。私は20cmのものと50cmのものを使っています。これも百均で買えます!
型紙に縫い代をつける時に便利なのでこういうマス目がついてるものが使いやすいです。
型紙のサイズを選ぶ時に自分や子供の体の寸法を計った方が失敗が少ないので、ある方が良いです!これも百均で買えます!なんならちっちゃいソーイングセットとかにも入ってます。
接着芯を貼る時は必須。あとは制作途中で縫い代を割ったり、裾を三つ折りにしたりするときにアイロンを使うと綺麗に仕上がります。
私はアイリスオーヤマのドライアイロンを使ってます!
見た目がシュッとしてるのと、スチーム機能がついてるものと比較すると軽くて安いのでおすすめです!
アイロン台は持っていないのでダイソーのアイロンマットを使っています。くるくるっと丸めてコンパクトにできるので便利!
型紙を写しとる専用の薄手の紙です。
最初は百均のA4のコピー用紙をセロハンテープで繋げて使ったり、ラッピング用の不織布を使ったりして代用してたのですが、
コピー用紙は絶妙に透けないので写しにくいし貼り合わせるのがめんどくさかったのと、不織布はペンによっては型紙にペンが移るので、結局専用のハトロン紙に行きつきました。
私はこちらのロールタイプを愛用しています。
布は流石に百均のだと服作りには足りないので手芸屋さんで買います!
私がよく利用しているのは以下の楽天ショップ。
手作り工房 MY mama
無地の生地が安いのでよく購入しています。あとは接着芯もここのものが使いやすいのでリピートしてます。
手芸と生地の店 いすず
定期的にセールをやっているので、毎回チェックして気に入ったものを購入しています。
生地のデコレクションズ
他では見かけない可愛い柄の生地が見つかるので定期的にチェックしています。先ほども登場した甚平・帽子の生地はデコレクションズさんのもの。
産前・産後の趣味に、ぜひ手縫い子供服作りを!
子供が生まれた後って、なかなか自分の時間は取れないし、日々いろんなタスクに追われて「私って何が好きで何が楽しかったんだっけ….?」ってなりがちだったのですが、
趣味っていう自分の世界が持てて、作った子供服が子供との大切な思い出のひとつになるこの手縫い洋裁は私にとってかけがえのないものになりました!
ちょっとニッチすぎて「この話誰の役に立つんや…?」という気もしないでもないですが(笑)、思い出の記録として残しておきたいと思いますw
それでは!