無痛分娩ってどうなの?体験レポート①〜予約前に色々考えたこと〜

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「出産の痛みがこわい」「陣痛がこわい」

女性なら1度は考えたことがあることなのではないでしょうか?

わたしはというと、

「赤ちゃんを産む時、お母さんはものすごく痛い思いをする」という事実を小学校の保健の授業ではじめて知ったあの日から、出産する時の痛みが怖くてたまりませんでした…

今まで何人のママさんたちに

赤塚
赤塚

産む時って…陣痛って…痛かった…?どんな感じだった…??

と聞きまくったか覚えてないぐらいです。笑
そして聞く度に恐怖は増すばかり…

そんなビビり初産妊婦のわたしが「無痛分娩」を選んだ経緯と、実際の体験談をまとめてみたいと思います!

書いてみたらめちゃくちゃ長くなっちゃったので、3記事にわけます!

  1. 予約前に色々考えたこと←今回の記事
  2. 無痛分娩実況レポート
  3. 過去のわたしからの質問に答えてみるQ&A

無痛分娩を知った経緯

無痛分娩について1番記憶に残っているのは、あるニュースをきっかけに母親と交わした会話でした。

そのニュースというのはイギリスのキャサリン妃の出産報告。彼女が出産後、赤ちゃんを抱えて国民に挨拶をしている映像をみて、

赤塚
赤塚

お姫様って大変やなぁ〜陣痛出産耐えた直後でもあんな涼しい顔でキレイな格好で出てこなあかんなんて…

オカン
オカン

無痛分娩で産んではるんちゃう?アメリカとかフランスでも無痛分娩が普通らしいで?

赤塚
赤塚

えっ?!なにそれ?!無痛分娩で産んだら痛くないん?!

オカン
オカン

手術みたいに麻酔かけて産むんやって〜だから回復もはやいらしい。

なんやて?!せやかて工藤!!そんなメリットだらけのもんがなんでもっと普及してへんのや?!なんでや工藤?!?!

…と大興奮したのを覚えています。

キャサリン妃が無痛分娩で出産したかどうかは定かではありませんが、出産直後にも関わず、オシャレをして涼しい笑顔で赤ちゃんを抱っこし、颯爽と車に乗り込む彼女の姿が、勝手に無痛分娩への憧れに繋がっていきました。

なぜ無痛分娩を選んだのか

理由は至極シンプルで、

赤塚
赤塚

避けられる痛みなら全力で避けたかった。

からです。まる。

赤塚
赤塚

だって!!!!虫歯の治療ですら麻酔かけてくれるのに!!!3キロ前後の人間を内臓から捻り出す痛みは耐えろって??!!!!おかしくない!!?!?!?!

ということで、無痛分娩にかなり希望を抱いていたわたしですが、日本であまり普及していないということもあり懸念点も多く、実際に予約するまではかなり悩みました。

無痛分娩のデメリットとわたしの解釈

無痛分娩を選択するにあたって、わたしが抱いていた懸念点はこの3つです。

  • 安全性への不安
  • まわりの理解が得られるかどうか
  • 高い追加費用を払うほどの価値はあるのか

一つずつ、わたしなりの解釈を書いていきます。

安全性への不安

「無痛分娩」でネット検索すると、麻酔の副作用で激しい頭痛がでた・後遺症が残ったというケースや、死亡事例など、怖い情報がたくさんでてきます。

赤塚
赤塚

もうこれはエビデンス集めと信頼できる病院を探すしかないな。

と割り切り、自分なりにリサーチしてみました。

事故が起きている事例では産科医が麻酔の処置まで行っている

私が妊娠中に調べた限りだと、死亡事故や重度な後遺症が残ってしまった事例では、麻酔医ではなく産科医が麻酔の処置をしていたり、容態が急変した際に適切な処置を受けられない状況(人員や設備が足りない)だったケースがほとんどでした。

これはつまり病院選びがものすごく重要だということ。

無痛分娩がいかに高度な技術と人員および設備が必要かについてはこちらのページで紹介されているコメントがわかりやすかったので良かったら読んでみてください。

大阪大学医学部産婦人科 | 教室紹介 | 無痛分娩について


なぜこのようなハードなトレーニングが必要かと言えば、産科麻酔においては母親とお腹の中の胎児の両方の管理を行わなくてはならないとう特殊な状態が起こるからです。西欧や米国で産科麻酔を専門とする習練した麻酔科医が行っている無痛分娩を、産科医の先生が分娩を担当しながら少人数で行うというのは、日本以外の先進国ではあり得ないことです。しかし、日本における産科麻酔はまだ発展段階で妊婦さんの希望も、その実施数も年々増加しているとはいえ、産科麻酔を専門とする麻酔科医は限られた大学病院や大病院に数名ずつ在籍しているだけです。

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gyne/www/html/pdf/Otaki.docx

これを読んだ時、自分は無痛分娩を選ぶならば、いわゆるセレブ産院や中小規模の産婦人科クリニックより、産科麻酔医がいる病院の方が安心して出産に挑めるな…となり、家から通える範囲にあった阪大病院で産むことにしました。

赤塚
赤塚

サヨナラ綺麗な個室…シェフのフルコースお祝い御膳…

阪大のご飯は…ふりかけ必須です。←

注意
これはあくまで私の個人的な意見に基づく判断です。上記引用文に該当しない病院・お医者さん・助産師さんの方針や、出産を決意された妊産婦さんを否定する意図は全くありません。どこのどんな病院・お医者さん・助産師さんも全力でお母さんと赤ちゃんの命を守ってくれています。あくまでもこの当時、自分が一番安心して納得できる選択をするために選んだ情報源としてこちらをご紹介しています。

肯定派の意見を本で読んでみた

また、ネットではどちらかというと危険性やデメリットの情報の方が多かったため、肯定派意見としてはこちらの本が参考になりました。

お産・無痛分娩に関する基本的な情報や、副作用等のリスクについての解説はもちろんのこと、実際に無痛分娩を体験された方のお話や、産科麻酔医の先生と勝間さんとの対談なんかも載っています。

小難しい感じではなく、無痛を希望する妊婦の心に寄り添ってくれる感じの文面でとても読みやすかったです。

Kindleの方が少し安かったので私はKindleで買いました!

まわりの理解が得られるかどうか

数年前に無痛分娩の事故が大きく報道されたこともあり、きっとまわりは反対するだろうなぁ…と思っていました。

あとは、日本はどうしても「自然に下から産むのが一番良い」といった、お産に対する医療介入をあまり良しとしない傾向が強いな、となんとなく肌で感じていたので、その辺の風当たりも気にしていました

赤塚
赤塚

妊婦はただでさえメンタルよわよわおぼろ豆腐だからね。

意外とみんな理解してくれた

ところが、いざまわりの経産婦さんに相談してみると

ママ友
ママ友

出産は本当に大変なんだから!選択肢があるなら選んだらいいじゃない!

命がけで産むのは周りの誰でもない、あなたなんだから!自分が納得できる選択をしたほうがいい!

そう背中を押してくれる人ばかりで…感涙

1番心配していた母は一緒に無痛分娩教室へ

阪大は無痛分娩教室を開催してくれていたので、母と一緒に受けに行きました。

写真やスライド資料でしっかりわかりやすく説明してくれて、質問も全部答えてくれました。(うちら母娘だけで10回は質問した気がする)

驚いたのが、

先生
先生

この麻酔打たれてるの、わたしの妹なんですけどね!

って麻酔医の先生の妹さんの写真が出てきたりして。笑

家族にも受けさせてるぐらいだから安全性にはかなり自信あるってことじゃないか?って思えたのも安心に繋がりましたw

高い追加費用を払うほどの価値はあるのか

無痛分娩は自然分娩の費用に追加で10~20万かかるのが相場。

出産一時金の42万円を使っても足が出る可能性もある分娩費用にさらに追加で10~20万…

ただでさえ育児でこれからお金がかかるという時に、私が痛みに我慢できないという理由だけで追加費用を払うのはどうなんだろうか…

そんな葛藤もありましたが、

「無痛にするか」「セレブ産院にするか」の二択だと値段が大して変わらなかった

赤塚
赤塚

無痛分娩諦めるならセレブ産院に入院したい

無痛で産めないならせめて綺麗な個室に入院できて、ご飯が美味しいとこがいい!!

そう思って調べてみると、阪大で無痛で産む場合と、セレブ病院に入院する場合がそんな費用的に変わらなかったんですよね。(※調べた当時は)

赤塚
赤塚

じゃあ無痛にする!

と決意したのでした。

※ちなみに当時調べたよりだいぶ高くつきました…まさかの手出し30万…こちらについての詳細は後日別記事で書きます。

妊娠中の精神安定にも繋がった

「出産(の痛み)が怖い」という恐怖は、わたしの場合産むまでずっと続きました。妊娠したからには産むしかないんだけれども、数々の壮絶お産エピソードを聞いてしまったのもありますが、やっぱりどうしても怖い…

そんな気持ちになってしまった時、

赤塚
赤塚

大丈夫!麻酔がある!!!僕には麻酔がある!!!!大丈夫!!!!!

と思えたのは、メンブレオンパレードの妊娠中には心強かったです。

ちなみに出産への恐怖もさながら、妊娠中のお腹の赤ちゃんの状態も心配で心配で…毎日不安すぎて泣きそうなビビりチキン妊婦だったので毎日エンジェルサウンズで心拍チェックしてました。

まとめ

と、こんな流れで阪大病院で無痛分娩をすることを決意しました。

次回の記事では実際に無痛分娩をしてみてどうだったかを、当時のメモと記憶を頼りに実況形式で書いていこうと思います!

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